
2021.05.21
皆さん『ウッドショック』とは、ご存知でしょうか?
本日はそのウッドショックについて2点ご説明させていただきます。
1.ウッドショックとは?
2.ウッドショックの影響で新築マンションの購入者激減!中古マンションの購入者が激増!!の訳
1.ウッドショックとは?

ウッドショックとは、、、
一言で言うと!
アメリカで近年木材の供給量が急激に増え、日本の木材の供給が追い付いていない!です。
まさか今、日本で起きているこの木材の価格高騰の原因が他国の原因だったとは、、、
大きな出来事には大きな背景が隠されているのです。
それは、、、

ウッドショックの黒幕は『コロナウイルス』なのです。
世界で一番木材の供給率の多いアメリカが特にコロナウイルスの影響で在宅ワーク・リモートワークが増加したことに伴い、住宅の需要が急激に増したからです。
その影響により、木材不足・海上運送運賃が上昇し需要が急増したため需要と供給のバランスが悪くなり、バランスが崩れ落ちたのです。
そのことにより、アメリカからの木材や日本の木材の価値が高くなり、日本の住宅業界に大きな被害を及ぼしています。
2.ウッドショックの影響で新築戸建ての購入者激減!中古マンションの購入者が激増!!の訳

新築戸建ての購入者激減!中古マンションの購入者が激増!!それはなぜなのか?!
一言で言うと
新築の戸建物件を建てるのに十分な木材が日本に届かないからなのです。
つまり、木材の価値が上昇し、その分物件価格も上昇するのでこれからは新築戸建て物件は買いにくくなり、建てにくくなると考えられます。
なので、これからは中古の戸建て物件・マンションの需要が増えてくると思われます。
さらにもう一つ『リノベーション』が求められる時代になってくるのかもしれません、、、、
まとめ

新築物件を建てるためと中古物件を『フルリノベーション』するための木材の使用量はお家の広さにもよりますが、『フルリノベーション』の方が何十倍以上も木材の使用量が少ないことが明らかになっているのです。
なのでお家に付加価値を付け『リノベーション』することがこれからの世界の木材状況や時代の変化には合っているのだと私は考えます。
みなさんも、みなさんの周りの方にもこのようなことが日本で起きているということを頭の隅っこにでも置いといていただけるといいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
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