
2021.06.26
皆さん、3Dプリンターでお家が建つと言うことはご存知でしたか?
日本ではあまり知られていないと思われます。
その中、オランダでは開発が進んでいて、今年の4月に世界初の3Dプリンターハウスの賃貸住宅が登場し、入居者が決まったというニュースが飛び込んできました!!
それを手掛けたのはオランダの不動産管理会社『Vesteda(ヴェステダ)』という企業です。
なんと94平米、2LDKの平屋を家賃、約10万円からではじめました。
ほかにも、アメリカでは3Dプリンターで建設した建売住宅も登場しています!!
オランダが目指すは3Dプリンターでの社会の共同体! !

オランダといえば、3Dプリンター先進国のひとつです。
さらにオランダは政府が積極的に3Dプリンター技術を採用しようと資金面の補助を行い、橋づくりを盛ん行っています。
そこで3Dプリンターの賃貸住宅を手掛けた不動産管理会社『Vesteda』は、
公的資金である「年金貯蓄」や「保険料」を、持続可能なものにし、3Dプリンターハウスの最新技術により、
廃棄物を減らし、より手ごろな価格の住宅を実現することに取り組んでいます。
3Dプリンターハウスは多くのSDGsの可能性を秘めている

SDGsとは、、、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
これは17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットにより構成されているものです。
オランダで、今年の4月に完成した1戸目は、全てのパーツを工場でつくり、建築現場で組み立て作業を行いました。
今後からは少しずつ現場に必要な機材だけを持ち込み、パーツの作成から組み立てまですべての工程を『現場』で建てるようにします。
さらに3Dプリンターを使い、住宅のパーツをつくるためにかかる時間は
なんと、、、合計で120時間(5日間)ほどです。
3Dプリンターハウスの魅力は、曲線を描けるなどのデザイン面での『自由度』と『材料の無駄が出にくい』ことです。
これは『SDGs』を追求した住宅として、3Dプリンターハウスにはたくさんの新しい可能性が秘められています。
3Dプリンターハウスの性能や住み心地はどうなのか?

たった5日ほどの建築期間で建つ家の「耐久面」「快適性」「機能性」はどうなのだろうかと心配ですよね?
そこで今回オランダで完成したお住居は、4月から賃貸住宅として6カ月間の試住が始まります。
その結果を、今後の3Dプリンターハウスに反映していくと言います。
さらに4月下旬にすでに渡されているお家のカギは『アプリ』だということも分かっています!!
今後、さらに価格を抑えるための素材や技術の研究され、プロジェクトを通して、技術やノウハウを特に住環境の厳しい日本やシンガポールといった海外への輸出も視野に入れてる考えるそうだ。
日本でもコロナ禍で実用化が加速

オランダやアメリカだけではなく、日本でも3Dプリンターを利用した建築物の実用例が続々と登場しています。
例えば、北海道札幌市では市の基準に沿って建設された公共トイレが、オランダ製の大型3Dプリンターを用いて作られているのです。
またインド輸出用として3Dプリンターならではの曲線美を利用した「ハイテク型トイレ」の生産も進んでいます
さらに、日本で始めての国内の住宅基準を満たした3Dプリンター製の住宅づくりに取り組む企業も登場しています。
2021年12月には日本初の3Dプリンター住宅が完成する計画で、2022年には30坪300万円で2階建ての住宅デザインも既に計画済みというところまで日本も3Dプリンター技術が進んでいます。
まとめ

つまり3Dプリンターハウスとは建築期間が短く、価格が安く、環境に良いとされてい住宅です。なので地域社会に貢献出来る住宅です!!
10年後や20年後には身の回りに3Dプリンターハウスがよく見られるようになるのかと思います。
なので『3Dプリンターハウス』という言葉だけでも覚えておいて下さい。
これからも色々な情報をご紹介していきますのでよろしくお願いします。
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