皆様こんにちは!
今回はマンションと戸建ての違いについて少しご説明していきたいと思います。
これから不動産を購入される方にとって参考になれればと思います。
マンションと戸建ての主な違いは以下の通りです。
①建物の構造
マンションは共同住宅で、複数の世帯が居住する同じ建物に区分所有権が設定されています。
また構造に関してはSRC(鉄筋鉄筋コンクリート)造、RC(鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造と強固な構造が主流です。
戸建ては独立住宅で、1世帯のみが居住する建物です。
構造に関しては、木造が主流ですが、鉄骨造も少なくはないです。
まれに鉄筋コンクリートが混合した戸建てもあります。
②敷地について
マンションは建物と敷地を所有者同士共有しています。
持ち分の割合がそれぞれありますが、持ち分多い少ないで共用部の使える範囲が変わるわけではありません。
また、持ち分があるとはいえ共有のスペースになるので自由に利用したりすることは基本的にできません。
戸建ては敷地を独立して所有しております。
自分の敷地の範囲内であれば、ガーデニングをしたり、駐車場スペースを設けたりと多種多様な利用ができるのがメリットです。
③管理について
マンションは管理組合による管理になるので、管理規則に沿って正しく扱う必要があります。
また戸建てとは違い、管理費や修繕積立金を毎月支払います。
戸建ては個人で管理なので月々のコストはマンションに比べて低いことが多いです。
ただ、建物内部で不具合や設備の故障などがあった場合、急な出費が必要になることがあるのでご自身でお金を管理する必要があります。
④災害時の安全性について
マンションは複数世帯が居住するため協力し合いやすく、また建物の安全性は構造部分が戸建てよりしっかりしているため安全性は高いと言えます。
戸建ては個人での対応が必要になるので常日頃から万が一に備えて対策などが特に重要になってきます。
⑤セキュリティについて
マンションはオートロックや防犯カメラ、テレビモニター付きインターホンが備えられてる物件も多くセキュリティ面は戸建てに比べて高いと言えるでしょう。
部屋に行くまでにロックが三段階あるようなマンションもあります。
戸建ては玄関鍵や、窓のシャッターで防犯対策をするのが一般的ですので、それ以上のセキュリティを求める場合ご自身で費用を出して防犯性を高める必要があります。
その他にも色々とありますが今回はよく比較されがちな部分を絞って紹介いたしました。
このような違いがあるため、ライフスタイルや家族構成、家族間の価値観などに応じてマンションか戸建てかを選択することが大切です。
今回の記事が不動産購入をされる人のお役に少しでも立てれば幸いです。
以上、ご清覧ありがとうございました!
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