
2021.07.25
皆さん、新型コロナウイルスの影響で働き方改革は加速され、住まい多様化も促されているということはご存知でしたでしょうか?
そこで住宅取得に欠かせない長期住宅ローンの大前提となっているのは年功序列・終身雇用制度だが、働き方改革の影響でその流れもは崩れていくことも想定されています。
そうなれば、住宅ローンも大きな変革が迫られるようになります。
そこで住宅ローンも進化しました!!
登場したのが「ノンリコース型ローン」です!!
本日は進化した住宅ローンについて3つお伝えしていきます。
・ノンリコース型ローン
・リバースモーゲージ型住宅ローン
・支払額軽減型ローンが登場
ノンリコース型ローンとは、、、、

まず現在の住宅ローンについてご紹介すると、、、
現在のローンは「年齢」「勤務先」「勤続年数」「年収」など借りる側の属性で、融資の可否や借りることのできる額などが決定されています。
そこで長期ローンが持ち家取得に欠かせないとすると、借りる側が少しでもリスクを減らせる新たなローンを開発することも必要ではないかと考えて、そこで生み出されたのが「ノンリコース型ローン」です。
ノンリコース型ローンとは、、、
まず専門用語でリコースは「償還」や「遡及」という意味で「ノンリコースローン=遡及されない融資」というものです。
もしローンの返済ができなくなったときに家を売却すれば、仮に売却代金でローンを完済しきれない場合でも残債務が請求されない住宅ローンのことです。
なので、借り手にとってはリスクを限定することができます。対して貸付側から見れば、貸付する際のリスクが非常に大きくなりますので、こちらのローンを使われる際は審査基準の厳格化を図ったり、金利を高く設定したりと貸付側に有利な条件を設定されることがあるものです。
リバースモーゲージ型住宅ローン

ノンリコース型は既に、住宅金融支援機構の高齢者を対象にしたリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」で活用されていました!!
リバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」とは、、、
一言で言うと、、、
死亡時に家を売却して借り入れ元金を返済するという仕組みのものです。
上記でご説明させて頂いた、ノンリコースだからローンを借りた親としては子供に負担を掛けてしまうのではという心配をする必要がなく、安心なローンなのです。
2020年度の実績では、高齢者のこのノンリコース型の利用が圧倒的に多く、全体の99%にも上りました。
「リ・バース60」は高齢者が対象となっているため、ノンリコース型の導入が可能になったと言われています。若い人に比べると、借り入れ期間が短いため、地価や建物価格の下落リスクが少ないというという利点もあります。
支払額軽減型ローンが登場

先行きが不安な中、支払額を軽減する新たな住宅ローン
『支払額軽減型ローン』も登場しています。
新生銀行が2019年11月に旭化成ホームズと組んで開発した「新生パワーセレクト」というものです。
こちらは、借り入れ元本の一部をローンの最終回に一括払いすることで月々の返済額を抑えられるローン商品です。
(例)期間35年で6500万円の借り入れをした場合、最終回(35年後)に1400万円を一括返済元本とすることで、月々の返済額を一般的なローンよりも約2.6万円低減できる!!
「新生パワーセレクト」は住宅取得のボリュームゾーンである30代、40代は、子供の教育費の負担も大きい時期で、快適な住まいを持ちつつ、返済面での負担を軽減したいという悩みを解決するために登場しました。
そして最終回一括返済時には、グループ不動産会社の旭化成不動産レジデンスが物件売却を手伝い、仮に買い手がつかない場合は一括返済元本と同額で買い取りを保証するなど、いくつかの選択肢を用意していて、最後に安心感があることで、住み替えにもつながります。
まとめ

こうした新たな住宅ローンの取り組みは国土交通省にも採択されています。
同事業は良質な住宅ストック形成を目的に2016年から開始しており、この5年間で採択された事業の中には、『既存住宅残価設定ローン』など新たなローン開発に関する取り組みも複数採択されています。
現時点ではまだ仕組みが完成した段階で、具体的な事例・実行には至っていないようだが、先進事業としての注目度は高く、どんどん新しく安心できるローンが生み出されていきます。
「ノンリコース型」も「支払額軽減型」もカギを握るのは、物件の将来の資産価値です。
これからの時代はその見極めがローンを貸す側にも、借りる側にも求められることになります。
なので住宅取得のリスクを少しでも軽減していきましょう。
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