
2021.06.13
皆さんはコロナがきっかけに引っ越しをしようと思いましたか?
そこで「ファンくる」を運営するROIが住宅事情について意識調査し、集計した結果をもとにご説明していきます。
その結果、「部屋数が少ないほどコロナ禍で引っ越しを考える人が多かった」ということが分かりました。
コロナ禍でお家にいる時間も増え、今まで思わなかった不満や気づきがあるのだと思います。
今回はこの意識調査からわかることを解説していきます。
調査結果から、、、

この調査の結果から
「コロナの流行をきっかけに引越しをしたいと思ったか」を聞いたところ、 「はい」という回答は18%となり、コロナ流行により住み替えを考える人が多いことが分かりました。
1人当たりの部屋数を居室やリビングルームをそれぞれ1室としてカウントし、部屋数別に集計したところ、部屋数と住み替えニーズに関係性が強いことが明らかになりました。
そこで1人当たりの部屋数が1室の場合、「はい」という回答は34%まで増加し、部屋数が多くなるに連れて減っています。
使える部屋が少ないほど、コロナの流行をきっかけに引越しをしたいと思う人が増えているのです。
コロナ禍をきっかけに引っ越した理由とは、、、

その理由は、「このコロナ禍において自宅で不便に感じている」からだと思います。
グラフから1番多かったのは「オンオフの切り替えがしづらい」です。
しかし上位には「運動できるスペースがない」「部屋が狭い」「仕事ができる部屋がない」など、住宅のスペースに関するものが多く挙がっているからだ。
やはり、リモートワークが主流となっている現代に共同の部屋だと仕事に集中できないと思う人も多く、部屋数を気にする人々も増えたのでしょう。
1人世帯・2人世帯のマンション志向に変化

コロナ禍での住宅に関する調査結果の多くが、「一戸建て志向の強まり」を指摘しています。
そこで、部屋数や部屋の狭さなど自宅のスペースに不満を感じている人が多いことが分りました。
となると、やはり「一戸建て志向」が強まるのだろうか?
コロナ流行前とコロナ禍で、それぞれ「一戸建てとマンションとどちらに住みたいと思うか」を聞いた結果は、、、
全体を比較すると、コロナ流行前よりコロナ禍のほうが、一戸建て派が増えていることが分かったのです。
一戸建て派 VS マンション派
○コロナ流行前
一戸建て派56% VS マンション派44%
○コロナ禍
一戸建て派63% VS マンション派36%
これを世帯人数別に集計してみると、実は世帯人数によって、一戸建て派とマンション派の比率が大きく変わっているのです。
これをコロナ流行前とコロナ禍で比較してみると、いずれの世帯人数でもコロナ禍のほうが一戸建て派は増えているということが分かりました。
一戸建てに住むための重視ポイント!!

さらに、一戸建てに住むために重視するポイントを調査した結果がダントツのぶっちぎりで
『間取り・広さ』を重視するでした。
次いで「周辺環境」、「耐震・耐久性」、「住宅設備」の順となっています。
やはりここでも部屋数や広さへの関心が深いことが分かります。
まとめ

コロナ禍で自宅が住みづらいと感じたとき、自宅のスペースの使い方を見直したり、リノベーションで間取りを変えようと検討したりした人も多いと思われます。
それで、やはり広さが不足していたり、通信環境や音の問題を解消できなかったりする場合があります。
そこで費用が掛かるかもしれないが住み替えを考え、さらにそこから自分好みの間取りを作成し、通信環境や音の問題を解決できるリノベーションという選択肢もあるのです。
その場合も、10年後15年後など長期的な視点に立って、自分の暮らし方をどう変えたいかよく考えるべきだと思います。
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