2022.01.17
書斎リフォームのタイプ
書斎のリフォームを検討する際にはまず、今の家の間取りも考えて、以下の3種類の内のどのタイプの書斎にすれば良いかをイメージしてみましょう。個室型の書斎
憧れるのは、昔ながらのクラシックな書斎や、1人の時間を大切にできるような空間ではないでしょうか。
1部屋を増設するリフォームとなると大掛かりな気がするかもしれませんが、書斎は2、3畳位の狭さでも良いもの。
使っていない押入れやベランダを、思い切って書斎にリフォームする方も多くいます。
こちらはレトロな雰囲気の少しカジュアルな書斎です。
机の前の本棚と、一人掛けのシンプルなチェアが素敵ですね。
ところどころにセンスの良い小物が飾られていて、味のある空間になっています。
ギターなどの楽器を置いて、趣味を楽しむスペースとして書斎を活用してみるのも良いですね。
空間を仕切ったオープン型の書斎
とはいえ、一つの独立した部屋を書斎として持つのはなかなか難しいものですよね。
リビングなど広めのお部屋に背の高い本棚を間仕切りとして使い、書斎を作ることもできます。
机と椅子を置くスペース、そしてコンセントさえあれば立派な書斎になります。
リビングに机を置くだけというのとは違い、空間が仕切られているのでプライバシーもある程度確保できます。
お部屋にこんなスペースがあったら素敵ですね!
リビングなどのコーナーを活用した書斎
リビングや廊下の突き当たりなど、部屋になっていないスペースを利用して書斎にすることもできます。
壁を利用して棚を作り、机と椅子を置くとこちらのような立派な書斎ができます。
家の中のデッドスペースにカウンターを増設するだけなので、お手頃です。
階段の下を活用した例もありますよ。
ミセスコーナー(ミセスルーム)をキッチン脇に♪
お料理サイトやレシピ本を確認するときや、家事の休憩中に家計簿をつけたいときのために、キッチンのすぐ側にミセスコーナーを設置する方も増えています。
場所をそれほど取らなくても、こんなに素敵なスペースができます。
ほど良く狭い空間なので、落ち着いて読書や仕事ができそうですね。
このような配置であれば、家族とコミュニケーションを取りながら作業できるというメリットもあります。
子供の学習机として使っても良いですね。
書斎リフォームの費用相場
書斎リフォームは、リビングなどの片隅にカウンターを設置するだけで良いなら8~13万円程度で施工できます。
また、間仕切り壁をつくる程度でOKなら15~20万円位でリフォームできるでしょう。
階段の踊り場を活用する場合は、スタンド電気やパソコン用の電源工事も必要になる可能性があるため、トータルで15~30万円はかかると考えておいたほうが良いかもしれません。
不要な押入れやクローゼットを個室型の書斎にリフォームする場合の費用は、40万円前後と考えておきましょう。
なお、独立した本格的な部屋にするなら、100万円以上かかるケースもあるのでリフォーム会社とよく相談してからプランを決めてくださいね。
書斎リフォームのポイント・注意点
空調設備に配慮
書斎のリフォームでは、「長居はしないと思って空調の環境を考慮しなかった」という失敗例が非常に多いです。
特に窓がない個室型の書斎は、暑くなりやすいため気をつけてください。
エアコンや換気扇も設置しておくと無難です。落ち着く空間であるか
狭いスペースに書斎を作るとき、席が壁に向かうか、窓に向かうか、あるいは端っこにあるかどうか、人によって落ち着く場所や感じ方は異なるものです。
壁の圧迫感が苦手な方もいれば、窓から見える景色が気になってしまうという方もいます。
また、個室タイプよりオープンタイプのほうが風通しが良いと思う方もいるでしょう。
自分が本当に落ち着いて過ごせるレイアウトはどのようなものか、しっかり考えてからリフォームを実施しましょう。パソコンや電気スタンドの位置を考える
空調設備が増設が不要な書斎であっても、パソコンや電気スタンド用のコンセントは必ず使います。
先に机を置く位置を決めておき、必要であれば電源工事も一緒に行いましょう。
【この記事のまとめ&ポイント!】
書斎のリフォームにかかる費用は、いくらでしょうか? |
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設置の仕方や施工方法によっては、8~40万円前後でリフォームできます。 独立したスペースに本格的な書斎を設置する場合には、100万円以上かかるケースもあります。 |
書斎をリフォームする際のポイントや注意点を教えてください。 |
「空調設備に配慮すること」や「パソコン・電気スタンドの位置を考えること」などです。 |
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