2021.06.21
最近、オール電化住宅が年々増えてきています。
皆さん、ご存知でしたか?
その「オール電化住宅」についてマイボイスコムという企業が居住者にアンケートを取ったその調査結果をもとにご紹介していきます。
オール電化住宅とは一言で言うと、、、
調理・空調・電気・給油などの熱源を全て電気で賄っている住宅のことです。
オール電化住宅の居住率とそのタイミング
回答を集めたところ、結果として年々「オール電化住宅」でお住まいされている方が増えています。
直近の調査では14%ほどの方が「オール電化住宅」に住まれています。
明らかに第1回目の調査から第6回目の調査では10%以上も増加しています。
さらに持ち家一戸建て住居者は二割強、中国や四国地方では三割と、他の地域よりも高くなっているのです。
オール電化住宅に移住しようと思ったタイミングとは、、
1位「新築一戸建て・注文住宅を購入時に、オール電化にした」がオール電化住宅居住者の41.6%
2位「住んでいる一戸建ての設備を、オール電化に工事・リフォーム」が35.8%
3位「オール電化の新築マンションを購入」「オール電化の賃貸マンションに引っ越した」が4~5%
となりました。やはりご自身から選ばれてお住まいされている方がほとんどですね、
居住者にオール電化住宅にした理由
オール電化住宅にした理由は、、、
1位「安全」がオール電化住宅居住者の52.7%
2位「光熱費が一本化され管理しやすい」が39.7%
3位「光熱費が節約できる」が38.9%
以下「IHクッキングヒーターを使いたかった」「空気が汚れにくい」「エコキュートを使いたかった」が各20%台で続いています。
やはり、火事の危険やお子さんのためを思い『安全面』を重視してオール電化住宅された方々が半分以上でした。
「安全」「空気が汚れにくい」は高年代層、「調理器具やコンロなどの手入れが楽」「見た目がすっきりしている」は女性高年代層、「エコキュートを使いたかった」は男性高年代層で比率が高いというととも分かりました。
オール電化住宅のメリット
◆オール電化住宅のメリット
1、お湯や暖房が安く使える・・・オール電化はガス代の基本使用料がかからないことを考えると、安くお湯を使うことができます。
2、基本使用料を一本化にできる・・・ガス併用住宅の場合は、ガス・電気それぞれに基本使用料がかかりますが、オール電化の場合は電気の基本使用料のみとなるので、基本使用料を一本化できるぶん節約ができます。
3、住宅内に熱源を持たず安全・・・オール電化はガスのように住宅内に熱源を引き込みまないため、ガス漏れや不完全燃焼での一酸化炭素中毒の心配がないという安全面があります。
4、震災時にタンク内の水を利用できる・・・震災時などに、エコキュートや電気温水器のタンク内の水を一時的な生活用水として使用することができます。
オール電化住宅のデメリット
◆オール電化住宅のデメリット
1、昼間の電気代が高くなる・・・オール電化向けの電気料金プランは、夜間の電気の単価が安く設定されている分、日中の電気の単価が割高に設定されていることです。なので、夏場の日中のクーラやお昼の料理の際に使う電気が割高になってしまいます。
2、設置コストが高額・・・エコキュートや蓄熱暖房機は本体費用プラス工事費用がかかるため、設置コストが多くかかります。
(エコキュートの場合は、本体のほかに、基礎工事費用、水道関連工事費用、電気工事費用もかかる)
まとめ
オール電化住宅の一番の強みは『安全だ』と言うことです。
冬の間の乾燥した時期など、ガスはとても危険です。そこで電気だと危険を感じる心配などありません。
何にでもメリットが存在すればデメリットも存在します。
そこで、うまく工夫してお使いいただくことでより良い暮らしができるのだと思います。
今回の記事を読んでいただいて「オール電化住宅」も視野に入れていただければ幸いです。
これからもよろしくお願いします!!
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